適応障害克服専門カウンセラーの大島まさあきです。
今日からスターウォーズの映画が
公開されました。
隙をみて私も観に行こうと思います。
楽しみです。
本日は自己嫌悪の心理についてのお話です。
休職している方の中には
自己嫌悪に陥って
自分を責め続ける方がいます。
この自己嫌悪の心理には
その人のプライドの高さが
表れています。
元気にバリバリと
働いていた自分こそが
本当の自分であり
働く気力がなくなって
昼間から家で何もできない
自分は本当の自分ではない。
このように条件付きでのみ
自分を認めています。
その為、元気に働けない自分を
認めることができません。
元気に働けない今の自分が
どうしても許せなくて
自己嫌悪になります。
言い換えれば、
自己嫌悪になることで
自分の理想の立場を死守しつつ
今の矛盾した自分の状況を
甘んじて受け入れることが
可能になります。
また理想の自分の立場から
今の受け入れがたい自分を
攻撃することで、
受け入れがたい自分を
さらに遠ざけることができます。
たとえば、
ダイエット中にも関わらず
夜中にポテトチップスを食べて
自己嫌悪に陥った。
この場合も、
自己嫌悪を使えば
ダイエットをやり遂げる
意思の強い自分の立場を死守しつつ
意思の弱い自分を攻撃することができます。
意思の弱い自分は本当の自分ではない
つい魔がさしてどうかしていたのだ
という立場を取ることができます。
ただ自己嫌悪や自分を責める行為も
一時的に心の安定を守るのには有効ですが、
長く続けているとクタクタになります。
自己嫌悪に陥ったときの対処法は、
今のありのままの自分を認めて
受け入れることです。
コツはプライドを脇に置いて
諦めの気持ちで今の状況を
受け入れてみることです。
心の底から受け入れることができたとき
恐らく安堵感に包まれることになります。
私は過去、条件付きで
自分を評価してきました。
プライドも高かったです。
情けない自分を
どうしても認めることが
できませんでした。
ある日、条件付きで
自分を認めている人は
他人に対しても条件付きで
認めていることを知りました。
自分の大切な家族も
私は条件付きで認めていた事実に
気がつきました。
その日から私は無条件で
今の自分を受け入れる決意をしました。
自分の今を受け入れたとき
涙が溢れて止まりませんでした。
今までずっと強く無条件に
自分を認めて欲しかったことを
実感しました。
今の自分を無条件で認めることは
敗北を意味するのではないかという
恐怖感がありましたが、
実際やってみると
安堵感がありました。
自己嫌悪に陥っている方は
理想の自分の立場を一旦降りてみませんか?
それだけで心がぐっと軽くなりますよ。
今1人で問題を抱えているあなたへ
今の心境を勇気を出して
吐き出してみませんか?
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適応障害・社会不安障害克服専門カウンセラーの大島まさあき