適応障害克服専門カウンセラーの大島まさあきです。
先日、読者さんより
ブログで以下のテーマで書いて欲しいとの
リクエストを頂きました。
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過去の自分の言動に
後悔しているときの対処法を教えて下さい。
例えば、人の悪口を言った
真剣に取り組まなきゃいけないことに、
テキトーに取り組んでた
相手の嫌がることを分かってて言ってしまった。
などなどです。
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本日は私なりの後悔に対する
対処法をお教えします。
3つの対処法がありますので
しっくりくるものを
試してみて下さいね。
まずひとつめの対処法です。
過去は絶対に変えられないという
事実を受け入れることです。
覆水盆に返らず
との諺が昔からあるように
どれだけ後悔しても過去の事実は
変らないということを
受け入れる必要があります。
なぜ太陽はいつも東から昇るのか?
いくら悩んでも結果が変らないことと
全く同じです。
究極の後悔への対処法は
過去を受け入れる他ありません。
過去の後悔を心の底から受け入れてみると
覚悟が決まるのか気持ちが落ち着きます。
ふたつ目の対処法は
後悔の殆どが後知恵バイアスに
よるものであることを知ることです。
後知恵バイアスとは
人は結果を知った後で
過去を振り返り、過去の行動を
悔む癖があるというものです。
例えば、目的地まで電車か車か
非常に悩んだ末、車を選択したとします。
しかし思わぬ事故渋滞に巻き込まれて
目的地到着に遅刻してしまいました。
すると多くの人が、
電車で行けば良かったと後悔します。
しかし電車で行くか、車で行くか
悩んでいるときには
事故渋滞に巻き込まれる未来を
予測することはできません。
にも関わず、自分の過去の選択が
誤っていたと錯覚し、後悔してしまいます。
悩んでいたときの自分は
色んな状況や経験を元に
最高の決断を下して車を
選択したにも関わらず、
予測不可能な未来の結果を
持ち出して、後悔します。
これが後知恵バイアスの影響です。
多くの後悔は、
後知恵バイアスによって
作られた幻です。
過去に時間を何度遡れたとしても
その時の自分は
全く同じ選択をしていたハズです。
3つめの対処法は
自分に非がある後悔で
相手に謝る機会があれば
素直に謝ることです。
私は息子に対して、
感情的に怒ってしまうことがあります。
先週、息子が自宅の鍵を無くしたにも
関わらず、全く反省していない言動に
感情的に怒ってしまいました。
感情的に怒った後、すぐに後悔しました。
父親として息子に謝るのは
カッコ悪いと思ったのですが
感情的に怒ってしまったことに対して
息子に謝りました。
素直に謝れたことで
後悔の気持ちがすっと消えていきました。
もし自分に非があることで
相手に対して謝ることが出来る場合は
どんなに時間が経過していたとしても
遅すぎるということはありません。
素直に謝ってみるのも
ひとつの対処法となります。
以上私なりの
3つの過去の後悔に対する
対処法でした。
ブログで取り上げて欲しいテーマがあれば
リクエストをお待ちしております。
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第2回 お茶会のお知らせ
大島がお茶会の前半に
講師としてパーソナリティーに関するワークを
実施します。お楽しみに
場所: ミューザ川崎シンフォニーホール 研修室3
https://www.kawasaki-sym-hall.jp/access/
※JR川崎駅 下車徒歩3分
日程: 2016年11月22日(火) 19:00 ~21:00
定員: 10名
料金: 2,000円
※お飲み物は、各自必要に応じてお持ちください。
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ご興味のある方は
以下のメールアドレスにて
お知らせください。
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適応障害・社会不安障害克服専門カウンセラーの大島まさあき