適応障害克服専門カウンセラーの大島まさあきです。
今日は気持ちの良い気候です。
10月になってようやく晴れ間が
多くなってきました。
本日は、環境が全く変わらない場合の
復職についてのお話です。
人間関係や、仕事内容が原因で
休職された方が、
元の部署に復職される場合
多くの不安を抱えて
復職することになります。
休職前と職場環境が
全く変わっていない場合
ご本人の受け取り方が変わらないと
休職前と同じストレスを
感じることになります。
残念ながら数ヶ月の休職期間に
劇的に物事の受け止め方が
変化することはあまりありません。
また1度、休職を経験した方は
以前のような100%元気な状態には戻りません。
休職した記憶がある限り
心のどこかに再休職の不安を
抱えてしまうからです。
休職前と職場環境が変わらない場合
特にこの不安を強く抱えながら
復職することになります。
休職中、カウンセリングを受けて
自分の心の癖を受け止めて
意識できるようになります。
そして自分自身の
物事の受け止め方を
徐々に改善して、
ストレス負荷を軽減してくことが
復職への解決策となります。
しかしそれで気分スッキリ
悩みが完全に解決することはあまりありません。
人は変化することに
強いストレスを感じるからです。
過去の自分を捨てることは
過去の自分を殺すことになります。
生物にとって一番のストレスは死です。
我々にとって変化を受け入れることは
相当なストレスを伴います。
復職するにあたり
変化を受け入れることにも
かなりのストレスを要します。
よって環境の変わらない職場へ
復職する場合、どうやってもストレスを
要することになります。
現実は、泥臭く1歩1歩、
徐々に時間をかけて
変化を受け入れて
改善していくこととなります。
私のところにやってくる
相談者さんの多くは
この現実を受け入れて、
1歩、1歩泥臭く自分と向き合って
少しずつ変化しています。
この現実を受け入れる
心の強さや覚悟こそが
相談者さんの悩み解決の
原動力になっていると
私は考えています。
カウンセラーになってから
神様は、本人が乗り越えられる
試練しか与えないというのは
本当のことかもしれないと
実感しています。
相談者さんの多くが
試練という苦しみから
自分の中に既に存在していた
心の強さや信念、価値観を
見つけています。
悩む前より
心を成長させてみませんか?
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適応障害・社会不安障害克服専門カウンセラーの大島まさあき